iPhoneが水没したのに普通に使える場合は注意!水没時の対処法と修理費用を解説
精密機械にとって水は大敵であり、すこしでも通電している部分に入ればショートしてしまいます。
そのため、iPhone(アイフォン)を水没させてしまった場合には、基盤内部まで浸水していないかチェックしてもらわなければなりません。
しかし、「水没したが奇跡的に使えている」という方もおられるのではないでしょうか。
iPhone6S以降は防水仕様になったため、多少水がかかった程度であれば、浸水しないよう設計されています。
しかし、防水仕様は水没しても故障しないと言うわけではありません。今現状、奇跡的に使えていても今後不具合が出たり、故障する可能性があるため、普通に使えていたとしても修理、点検を行う必要があります。
今回はiPhoneが水没した場合の対処法や修理費用について解説します。
iPhone6S以降は防水仕様だが水没による故障リスクもある
特に夏のシーズンでは海水浴による水没やアクティビティ中のスマホ落下により画面修理が多いです。
スマホDoC盛岡店ではこれらの修理に対応しておりますので、水没や画面の破損、その他修理についても一度ご相談ください。
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iPhone6S以降は防水仕様のため、少し水がかかった程度であれば、異常なくそのまま使える場合もあります。
しかし、防水仕様といってもiPhone6SからiPhone XRまでのモデルはIP67といって、防塵6等級、防水7等級にモデルです。
防塵は6等級、防水は8等級が最大ですが、iPhone7からiPhone XRまでのモデルは7等級になります。これは、一定の条件下であれば防水機能が働くと言うレベルです。
そのため、
- お風呂に落とした
- プール、海におとした
- トイレに入った
- 洗濯してしまった
このレベルの水没には耐えられない可能性があります。また、iPhoneが水没しても普通に使える場合、途中でエラーが発生したり、故障する可能性があります。
そのため、水分を拭き取るなどの応急処置を行い、修理業者やメーカーに内部まで浸水していないかチェックしてもらう必要があります。
iPhoneが水没した時の対処法を状況別に解説
水没時の状況により対処法は変わります。
ここでは、
- 海水や泥に落とした場合
- 真水に落とした場合
について、対処法を解説していきます。
海水や泥に落とした場合
海水や泥水におとした場合は、防水仕様であっても不純物が内部を侵食し、ショートを起こして故障する場合があります。
特に塩の含まれている海水は、塩が鉄を錆させるため、故障の原因になります。
すぐに電源を切り、海水や泥に含まれている不純物を取り除くため、真水で洗い流しましょう。そのあとすぐにタオルやキッチンペーパーで水を拭き取ってください。
海水や泥に落とした場合は真水で洗う工程があるため、内部まで浸水する可能性が高いです。
水分を拭き取った後は、すぐに修理業者にみてもらいましょう。
真水に水没させた場合
真水に水没させた場合は、すぐに拭き取れば内部まで浸水しにくいです。
例えば、iPhoneの画面上に少量の水がついた程度だと、水分を拭き取れば問題はありません。
しかし、
- iPhoneを湯船の中に落としてしまった
- トイレに落としてしまった
このような場合には、まずは水分を拭き取り、ジップロックの中に乾燥剤とiPhoneを入れて、密封させてください。
電源がついていてiPhoneを操作できる場合は、バックアップもとっておきましょう。
これが完了したら、念のため修理業者に内部まで浸水していないかチェックしてもらって下さい。
iPhoneが水没した場合の修理費用
iPhoneが水没した場合の修理費用は以下の通りです。
- キャリアの保証に入っている場合は1000円〜5000円
- 保証に入っていない場合は30,000円以上
auやdocomo、SoftBankなどのキャリアの保証に入っている場合は、1000円〜5000円の修理費用で済みます。
しかし、保証に入っていない水没の修理は30,000円以上かかります。新しいモデルのiPhoneになればなるほど費用が高くなります。
水没修理はあくまでも、iPhone内部が不純物を取り除く作業のみのため、元通りにすることを保証していません。ですので、修理後に故障する可能性もあるのです。
iPhoneが水没した場合の応急処置
iPhoneが水没した時の対処法は以下になります。
- 電源を入れない、充電しない
- SIMカードを取り出す
- 自然乾燥もしくは乾燥剤を利用して乾かす
iPhoneが水没したらすぐに水分を拭き取り、乾かすことが大切です。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
水没したスマホの充電は絶対にNG!水没時にやってはいけないことまとめ
まとめ
この記事では、iPhoneの水没時の対処法や修理費用、応急処置について解説しました。
iPhone6S以降は防水仕様のため、水没しても普通に使える場合があります。しかし、後になって故障する場合があります。
普通に使えるからと言ってそのまま放置せず、修理業者に見てもらいましょう。